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 カリフォルニア州 ロサンゼルス  

1996年

パロス・ベルデスの豪邸めぐり

パロス・ベルデス半島
ロサンゼルスで豪邸地域と言えばビバリーヒルズが有名ですが、南のパロス・ベルデス(通称PV)半島のローリング・ヒルズ、ランチョ・パロス・ベルデスの豪邸群も負けず劣らずゴージャスです。

この地域には日本人(駐在員役員クラスね)も多く住んでおり、その居住者のお一人に豪邸めぐりに連れて行っていただきました。豪邸めぐりといっても、ドライブしながら外から見るだけで、正確に言うと“豪邸ウォッチング”。

パシフィック・コースト・ハイウェイ(PCH)を横切って丘陵を上り始めると高級な雰囲気が漂い始め、家々がゆったりと建っています。

このあたりを日が暮れて車で通ると、街灯というものがないので実に暗い。夜でも煌煌と電気がついて明るい日本の住人としては不思議でしょうがないので、訊ねてみると、歩行者がいないので街灯が必要ないこと、保安上は暗い方がよい、なぜなら地元不案内の者は暗くて道がよくわからないからとの答えでした。日本とは逆の発想です。

アメリカの家には表に向かって塀がほとんどありません。なぜならこれも保安上、賊が侵入しているとどこからでも見えるから。日本は家を高い塀で囲いがちですが、一度侵入してしまうと外から見えないので賊は仕事がしやすいと最近では認識されつつあります。

パロスベルデス半島の丘陵を越えて太平洋が望める一体に出ました。ずーっと遠くにダウンタウンの高層ビルがかすかに見えます。

どのあたりの海岸線か分かりませんが、映画「プライベート・ライアン」の冒頭、海から上陸するシーンが撮影されたそうです。

PVにある海の見える教会で有名なのがウェイフェアズ・チャペル、通称「ガラスの教会」。妹たちはこの教会で結婚式を挙げました。その後、海外挙式がちょっとしたブームで、最近の旅行会社のパンフレットには必ず登場しているようです。

大邸宅が見え始めました。すんご〜い。
いったい何人が住んでいるんでしょう。
これは本当に住宅?

映画でした見たことがないような大邸宅を目の前にして、あっけにとられてしまいました。こんなのがいっぱいあるのよ。
どんなお仕事をなさっているのかしら。

以前、やはりPVにある、日本のある銀行の支店長宅にお邪魔したことがありますが、そこは1600坪の広大な敷地をもつ豪邸で、広い庭にはプール、ゴルフの練習ができるグリーンとバンカー、ローズガーデン、メイド用の小さな家があり(うちの家より大きかった)、住みこみで働かせていただこうかと思ったくらい。
帰国して、お友達に写真を見せたら「ここホテル?」と聞いたくらい部屋の中もゴージャスでした。
でも、その銀行、なくなってしまった・・・。

アメリカの家を見て思うのは、きっちり住み分けができているということ。
日本のように大邸宅の隣にアパートがあったりすることはまずありません。地域ごとにだいたい同じ大きさの家が並んでいて、プールがある大邸宅の地域、中流地域、下層地域とはっきり分かれています。
日本人の定住思考と違って、アメリカ人は自分の生活レベルが上がると、どんどんよりよい地域へ引越していくのです。またそれを目指して頑張るのです。それがアメリカンドリーム?

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